冷え性とは?
「ひえしょう」と聞いて、「冷え性」と「冷え症」、どちらを思い浮かべますか?
「冷え性」だと、体質によるもの・・・という感じがしますし、「冷え症」と聞くと
病気のような響きがありますよね。(え?・・・私だけ?)
驚くことに、西洋医学と東洋医学では、冷えに対する捉え方が全く違うのです。
西洋医学に「冷え症」は存在しない
実は、西洋医学では「冷え症」という病名はありません。
夏でも手足が冷たい ・ 腰や手足の関節が痛む ・ 夜も足が冷たくて眠れない
膀胱炎を起こしやすい・・・など、冷えが原因のツライ症状に悩む女性は多く
成人女性の2人に1人が冷えで悩んでいるというデータもあるほど、とても
ポピュラーな病気です。それにもかかわらず、西洋医学では「冷え症」についての
定義がないのです。
西洋医学では病気ではないので、「冷え症」ではなく「冷え性」とされ、血行が
悪い体質、または老化や更年期障害に伴って出てくる症状と考えられています。
治療法も、血行改善のためにビタミンE剤などが処方される程度で、体質だからと
あきらめてしまうことも多いようです。
東洋医学では「冷え」から病気が始まる
東洋医学では、冷えは体からのSOSだと捉えます。
冷えが体にたまると病的変化を起こして「冷え症」になると考えるのです。
冷えによる症状や病気はとても多く、「冷えは万病のもと」というわけです。
冷えを病気の入り口と考えると、体質だからとあきらめるわけにはいきません。
そこで、漢方薬や針灸治療など、冷えに対する治療法が発達してきました。
また、体を温めるための生活スタイルや智恵も、多く培われてきています。
「ひえしょう」が明らかな「症候」であり、体の病的な変化だとする考えが
主流になりつつある現在では、「冷え症」と表現されることも多くなりました。
ちなみに当サイトでは、国語辞典にある「冷え性」で表記しております。
