効果的な入浴のポイント
入浴は、体の冷えをとって全身を温める方法として、もっとも効果的な上に
毎日の生活にも、簡単に取り入れることができます。
ただし、入浴方法を間違えると、冷えを悪化させることになりかねません。
効果的な入浴のためのポイントをおさえておきましょう。
シャワーより湯船
シャワーには、水圧で肩や腰などを部分的にマッサージする効果がありますが
体を温める効果は、ほとんどありません。
湯船にはつからず、一年中シャワーのみという人も増えているようですが
シャワーだけでは体の芯が温まらず、しだいに冷えをため込むことになります。
熱いお湯は逆効果
早く温めたいから熱いお湯に入る・・・という方は、要注意です。
熱いお湯は、交感神経を刺激して血管を収縮させ、体の表面だけを
急激に温めて、バリアを作ってしまいます。
また、急激な体温上昇の後には、体を冷やそうとする力が働きます。
体の芯が温まらないうえに体を冷やす力が働くことで、お風呂から上がってから
冷めるのも早く、湯冷めしやすくなります。
入浴剤を使おう
何もいれないさら湯と比べて、何かを入れたお湯のほうが肌にやわらかく
体全体を温めます。入浴剤を入れたお風呂に入れば、足腰が温まり
湯冷めしにくくなるうえに、リラックス効果も期待できます。
入浴剤は、市販の入浴剤・温泉のもとなどのほかにも、アロマテラピーに
使うエッセンシャルオイルがおすすめです。
また、塩や酒のほかに、大根の葉やどくだみ・よもぎの葉・菖蒲・ゆずなど
季節のものを利用してみるのもいいですね。
風呂上りにかけ水
どんな入浴法でも、最後は水をかけて締めくくりましょう。
温まった体を水で冷やすと、毛細血管が一瞬でキュッと引き締まり、その後
広がります。これで、毛細血管の働きが活発になるのです。
かけ水は、湯冷めを防ぎ、風邪をひきにくくするともいわれています。
また、毛穴が引き締まり肌がすべすべになるうえに、自律神経を刺激し
末端の血管運動を正常な状態に戻す効果もあるのです。
お風呂あがりに、ひざより下、ひじより先、顔と首筋など、心臓から遠い場所に
水をかけます。夏の間から始めて、体を慣らしていきましょう。
ただし、心臓の弱い方は、絶対に無理をしないでくださいね!
お風呂上りは、下から着る
お風呂上りにバスローブやガウンをはおるのは、オシャレな感じがしますが
体にはNGです。上が温かく下が冷たい状態では、風邪をひきやすくなるのです。
温まった体を冷やさないためには、すぐにくつ下、ズボンなどをはいて
下半身から体温が逃げないようにすることが大切です。
